Radio Village

1326094

☆Radio Boy's Handmade Radio & Electronics☆
OTD-BBS過去ログ・ライブラリー
TEXT…#0001-1000#1001-2000#2001-3000#3001-4000#4001-5000#5001-6155
HTML…#0001-1000#1001-2000#2001-3000#3001-4000#4001-5000#5001-6155

このところ多いバンドSWのヘルプ - オーナーMail URL

2021/04/09 (Fri) 22:43:46
*.mesh.ad.jp

今年になってから、海外からTL-922やFL-2100ZのバンドSWのヘルプが多い。
手持ち品は、昨年JA1のOM経由で海外へ送ったTL-922のSWが最後で、今は何もない。
あるのはコンタクトの溶解したSWのみ。
それで、ひょっとしたらヘルプされたアンプのSWと手持ちのSWを合わせ、2個1で修復が出来ないか返信をしている。
それで先週はロシアへ船便で発送(航空便は現在ダメ)し、来週はフランスへ発送する見込みだ。
写真はロシアの御仁からの写真。
ロードVCの補助コンのコンタクト部などが激しく溶解している。
そもそも、タンクコイルからの配線は質量もある立派な銅板なのに、コンタクト部で一気に貧弱な状態になる妙な作り。
一定の質量があれば、溶解は避けられる可能性があるのだが・・・。
それから、溶解の原因である放電、TL-922はタンク回路のバンド選択に関係なくプレート回路が150~170MHz辺りに共振している。28MHzでドライブすると寄生振動を誘発し易く、この辺りの周波数でパルスを発生する。そして時として高調波を発生する場合もある。チューニング行為で微調整されると連続発振になり放電が始まる。それも必ずしもギャップの狭い場所とは限らないから面白い。パラ止めコイルの巻き数を減じ、共振周波数を180MHz辺りまでシフトしておくと、随分と安定になる。真空管式マルチバンドアンプの面白さを感じる。

名前
件名
メッセージ
画像
メールアドレス
URL
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.